どもです、水野です。
サイトを運営する上で、誰が記事を書くのか?作るからには最高品質の記事をどうやって最短で作るのか?って悩み続けている今日この頃です。
ちなみにいつになっても記事作成の際に↑のことで悩んで、安易なほうに行き、大体失敗して、毎回いたるところで改善しなければならず、今でも何がベストなのか答えは見つかっていません。
今回は【誰が記事を書くのか】という点にフォーカスして、自分が経験した中でどんなメリット・デメリットがあったかをまとめていこうと思います。
誰が記事を書くのかで違ってくるそれぞれのメリット・デメリット
記事の書き手は
・自分
・外注ライターさん
・内勤ライターさん
の3パターンに別れます。それぞれのアフィリエイトスタイルによって選択肢は変わってきますが、どれを選ぶかでサイトに及ぼす影響と自分の負荷や仕事内容も変わってくるのでそれぞれ経験談を交えながら話していきます。
自分だけで記事を書くとコスパ最強&小回りも抜群
まずは「自分」で書く場合です。いうまでもありませんが、外注ライターさん、内勤ライターさんに頼むよりも金額的なコスパは最強です。
特に集中力が続き、文章を書くことが大好き!という人は無理に外注化や内勤化をする必要は無いと僕個人としては思っています。
ここでいう「文章を書くことが大好き!」というのは、副業・専業問わず毎日最低1記事をどんな用事があったとしてもサボらず書ける人を指します。
たまーに文章書くのが好き!っていうのは論外です。記事を書くことが好きっていうのは才能の1つです。この才能がある人は周りが外注化や内勤化しているからといって無理に方向転換する必要もありません。せっかくの才能なので。
そして記事がどうしても書けない、書きたくないという人は、自己嫌悪しなくて大丈夫です。人に任せてしまえばいいので。ただ、人に任せるとしても、最低100記事は自分で書いてからにしたほうがいいです。
何故かというと、文章を書く経験と苦労を自分でしっかりと理解しないと外注・内勤ライターさんに対して謙虚な対応が出来ないからです。。
話が脱線してしまいました滝汗
自分で書く何よりの強みは、「記事リニューアルが容易」だということです。自分だけで全てをこなすわけなので、下記の記事でも書いた通り、
Googleは記事を修正したこともしっかりと管理しているだろうし、内容がちゃんと更新されていれば、品質管理がちゃんとされているサイトと判断されると体感しています。
もしそうじゃないとしたら古くから運営しているサイトが上位に固定になってしまうので。
更新・修正されない記事は最盛期が半年~1年半、その後はだんだんと価値が下がっていく印象です。※あくまでも僕の経験談
自分だけで書く場合は、何を書いたかを思い出しながら再度記事のフルリニューアルをすることができます。同じ人が同じ記事を書き直すので修正前よりも記事の質が落ちることはまずないのでそこも強みです。
書き続ける気力、どんな理由にしろさぼらない心があればもっとも最強なスタイルだと思います。ただし、当たり前ですがデメリットもあります。
自分だけだと24時間という1日の時間に限界がくる
1人でやっていると稼いだお金は全て自分。つまり自分の24時間という持ち駒にレバレッジをかけまくって報酬を上げていくわけです。
ただ、心が弱かったり、どうしても時間がとれない場合や長期的な視点でサイト運営ができない状況だとだんだんと諦めの気持ちがでてきてしまいます。
何より怪我や病気になったり外せない予定が連発した場合、当然ですが、他の人と同じ時間軸で生きているわけですので、置いて行かれた気持ちになり、絶望感いっぱいにもなります。
ちなみに僕が1人でやっていた時は、夜9時ぐらいになって、「今日はまだ後3時間ある、だからもう少しアニメ見よう、まだ大丈夫。」そして、夜中12時を過ぎてしまっても「寝るまでが今日だからまだいける!」と思いながら寝てしまい、起きた時に罪悪感いっぱい。そんなダメダメな経験ばかりでした。
僕みたいな人間は100記事ぐらい書いてから外注化や内勤化をおすすめします。自分で書き続ける才能に乏しい場合や24時間という枠を取っ払いたい時にはやはり外注化が一般的には次の一手かな?と思います。
自分と外注ライターさんの組み合わせはディレクション力が大事
記事の書き方がある程度わかってくると「記事を外注化をしよう」って思うわけです。何度も言いますが、記事を書くことが全く苦にならない人は1人で運営していったほうが圧倒的に強いです。
そして何より、自分で記事を書く時と外注さんに書いてもらう場合は全く別ものという認識が必要です。ファイナルファンタジー3で例えるとたまねぎ剣士と黒魔道士ぐらい違います。
簡単にいうと、ライターとライター管理者は肉と魚ぐらい違うってことです。まずここの意識転換ができないとかなり苦労して結局外注化への道を断念することになるでしょう。(上から目線の預言者風ですみません。。)
さっそく外注化のメリット・デメリットへGOGO!
自分と外注ライターさんのタッグは仕事の依頼方法で最高の結果に
1人で記事を書くのと違い、外注さんに記事依頼をしていくと、どんなサボりぐせのある人でも依頼資料を作らざるを得ません。外注ライターさんがどんどん仕上げてきてくれるので次の仕事を渡さないといけないからです。
自称、さぼりの帝王の僕でも外注さんが頑張ってくれているのを見て、間髪入れずに次の仕事を渡せる事が最低限のマナーだと思い、必死になって依頼資料を作りました。ですのでサボる性質の方にも心底おすすめです。
「人は誰しもさぼってしまう生き物である。」という格言をここに置いておきます。サボったっていいんです、人間だもの。(自己正当化は最大の防御です)
依頼資料と同時にライターさん探しも同時進行していかなければ進んでいかないので、いい人がずーっと見つからない時が一番辛い時期です。
しかし、5人、10人と依頼をしていくと、本来自分だと1記事しか書けない時間で、5記事10記事と仕上がってくるわけです。自分の資料次第ではありますが、精神と時の部屋に入ったかのように短い時間で多くの記事が集まります。
つまり、外注化の最大のメリットは外注さんの人数次第といっても過言ではありません。その結果、本来の1時間が10時間、20時間の価値になりうるわけです。
依頼方法にもよりますが、1人で常時30人ぐらいはいけるのかなと思います。
30人なんて無理って思ったらそこで試合終了です。こういう場合にはどうすれば30人に依頼できるようになるのか?を突き詰めていくことが大事になってきます。
自分の限界値を伸ばす方法として、僕の場合は限界が30人だったとしても100人に仕事をまわすためにはどうすればいいのか?を常に考えます。もちろん雑に依頼すればいけるのですが、品質を維持しつつという部分が大前提です。
ずーーーっと頭の片隅で考えていると、今までベストだと思っていた方法も小さな改善が何個も見えてきて、結果として驚くほど改善されていきます。何度もいいますが、今限界と思っている外注さんの人数の3倍ぐらいを想定して見直すことが重要です。限界だから無理って考えだとどうしても外注化のメリットを最大限に生かせません。
1人で書いていた頃とは違い、自分が司令塔になるわけなので、常に最高のパスを渡せるような考え方でいかなければいけません。あくまでも自分は演劇の舞台にいる人間ではなく、脚本家になるわけなので。
自分の場合はそういう風に意識を変えてから品質のいい記事が多く納品されるようになりました。
ただ、外注化は諸刃の剣な部分もあるため、デメリットも結構あります。
外的要因に振り回される事も多々あり
自分で書いていたころは自分のペースは自分で作れます。ただ、外注化をしていくと、「人が辞める」「納品してこない」「コピペしたものが届く」など自分だけの時とは違ったトラブルが起こり始めます。
これは誰がやっても起こりえます。こういう困った事案が出ると、最初の頃は「イラッ」としたり「お金払ってるのに。。」なんて思ってしまいますが、実は自分の管理体制の絶好の見直しタイミングなのです。一応僕の単純な考え方も書いておきます。
僕の場合は
・辞める・・・自分の対応が悪かったからだ、改善しよう。
・納品こない…依頼資料が下手だったかな、改善しよう。
・コピペが届く…コピペのやばさをもっと伝えなきゃ、改善しよう。
こんな感じの意識でいます。困った事が起こった時に相手のせいにしていると、自分のダメさが見えてこないんです。
本当は直さなきゃいけない資料があったり、もっと外注さんが取り組みやすくする施策があるはずなのに、面倒くさいから見て見ぬふりをして外注さんに責任転換しているんですよね。
あくまでも自分の考えが甘かったというのを受け入れないと外注化はストレスのオンパレードでサイト作りも楽しくなくなってきてしまうので気をつけましょう。
※ただし、どれだけ見直ししても一定数はありえないことが起こります。
自分が文章書けたんだから誰でも書けるでしょ、的なノリでいくと確実にお金も心も体力も消耗して後1歩のところで外注化を諦めることになります。外注化=楽という考えはありません。
知らない人と仕事を一緒にするわけなので、自分で書くよりも一定のラインを超えるまでは、はるかに辛いですし、時間もお金も消耗します。
ですので外注さんが書いてくれた文章は自分にとってかけがえのない時間をもらっているという意識と、結局お金を払うなら1ミリでも質がよくなるようにしていかないと外注さんにも失礼ですし、何より自分が一番損をします。
なので、1人で記事を書いているときに「記事の質とは何か?」「これを人に頼むとしたら?」という自分なりの考えを確立させておく必要があります。ですので自分で最低100記事は書いたほうがいいというわけです。
これができていないと、外注化は苦労と苦痛でしかなく、やっぱり自分だけで書いたほうがいいなーってなります。
外注化に失敗しないためには下記の記事でも書いた通り、「感謝の気持ちをしっかりと伝えること」、つまり外注さんが働きやすい環境作りを必死に取り組むことが大事になってきます。
自分で記事を書くことを辞めて全ての時間を外注化に注ぐ意気込みがないと人に仕事をお願いするメリットは実感できません。ただその決意の元、1ヶ月ぐらい四苦八苦すればうまく回り出すのでこの期間だけは忍耐忍耐忍耐そして忍耐です。
ちなみに上記は自分の努力次第なのでさほどデメリットではありません。
外注化の本当のデメリットは、自分の求めている記事の質にたどり着く記事がほとんど無いのでその記事を納得して受け取らなければいけないという部分です。
他の記事でも下記のように書いてありますが、
外注さんの単価は「文字単価」「記事単価」ベースで決まることがほとんどだからです。
外注ライターさんとしては、早く書けば書くほど報酬がもらえるのでなるべく時間をかけずに納品したいわけです。でも依頼側は早く記事も欲しいけど深掘りされた読みやすい質の高い記事が欲しい。
この溝は絶対に埋まることはありません。なので自分の理想とする記事が100点だったとしたら、外注ライターさんの記事は50点、60点でも仕方ないと諦めていつか書き直す意気込みでいかなければいけません。
妥協点を見つけないとライターさんに時給換算で単価以上の無理をさせることになるので、どんどん辞めてしまいます。もちろん僕&検索ユーザーにとって納得してもらえてる記事をサイトに掲載したいのですが、これは自分が影分身の術でも使えないかぎり不可能に近いです。
自分の記事への想いや考えは全てぐっと飲み込んで妥協し続けなければいけない点がもっともデメリットなのかもしれません。ここの問題は今でも僕は解決できていない部分です。
この悩みを解決するために1年前からライターさんの内勤化に動いていました。その途中経過もお話しさせてください。
ライターさんを内勤化してみて見えてきたこと
今までの記事は外注ライターさんに関することを記事にしてきましたが、これからは少しずつ内勤ライターさん関連の記事も増えていくかな?と思います。
外注化オンリーだった自分は、内勤化について
「対面なので教える労力が格段に減る!」
「内勤化でより質のいい記事が出せる!」
「AISASUを意識した記事を考えてもらえる!」
…etcという期待と
「記事単価があがるんじゃないのか?」
「外注記事と内勤記事で本当に質は変わるのか?」
「どういう形で記事をチェックしていけばいいのか?」
…etcの不安で渦巻いていました。
そして色々な言い訳を自分にしながら、なかなか踏み込めずにいました。単純にビビっていたんでしょうね、ビビリなので。
ただどんな結果になったとしてもやってみないとわからないと改め、勢いでスタートし、ある程度見えてきたものがあるので書いていきます。
内勤化で理想とする記事ができる確率はグンッと上がる
僕は外注化100%の後、どうしても記事の質や更新性を重視したかったので、2015年頭には1人、そして内勤化の流れを貯めこんだ後、求人を出して2015年の5月頃より本格的な内勤化を強化していきました。
雇用形態はバイト・パートという形で進め、1人当たり月間8~10記事、1記事単価1~3万円ぐらいです。イラスト等入れると結構な金額を1記事に投入していますが…滝汗
まだまだ手探り状態ですが、「どんな記事が欲しいのか」という部分を最初にきっちり伝えることで求めている記事にだんだんと近づいいるのが現状です。
当然ですが、質を強化していけばいくほど、タグなどの装飾までやってもらえばもらうほど月間の記事本数は目減りしていきます。どこを強化して、どこを諦めるかっていう妥協ポイントを作ることは外注化と変わりません。
ただ、記事の修正や追加等は書いた人にお願いすればすぐに対応でき、過去記事を修正する場合や外注化の時のようにメールで記事のダメな部分を教える時間的コストも考えるとさほど外注化と内勤化を比較しても記事単価は変わらないという感覚でいます。
最初は内勤化の経験が無いことにビビっていましたが、実際に動き出すと外注化よりも対面でなんでも伝えられることや、記事単価に関しても妥当なラインで落ち着くことがわかって正直ほっとしています。
時給や月給で払うとそれに対する1記事単価と外注記事での1記事単価を単純に比較しがちになります。そこに自分が掛けた時間的コストを含めてみるとその単価ってまた違ってくるんですよね。また少し脱線してしまいました苦笑
最大のメリットは記事の質ではなく、何事にも臨機応変に対応してもらえるという点です。内勤専用のマニュアルも何個かあるのですが、これらも内勤ライターさんが足りない部分をどんどん加筆していってくれますし、相互に記事のクオリティーをチェックしてくれるため、諸々のコストダウンにもつながります。
いずれ内勤ライターさんの初期マニュアルを記事にだせたらなぁと思います。
納得のいく記事の質を求めると記事数が足りなくなる
内勤化を始めたときには「とにかく今ある最高のパワーで記事にしてください。」とお願いしていました。ちなみにこの考えは今も変わっていません。ただ、どこに力を注いで欲しいのかを言わなかったので、1記事書くのに4日かかったりもざらでした。
これは明らかに僕の説明不足だったり、ライター資料が未熟だったのが原因です。何度か見直した後、力を入れる部分と抜く部分も資料化し、月間10記事は欲しいです!と目標値も伝えました。
その後、劇的に1記事当たりの時間数も減り、資料の甘さはやはり命取りだと再認識しました。(何度も再認識しているはずなのに。。。)
ただ、どうしても記事の絶対数が足りません。一度、20記事納品でお願いします。といったところ、「どこを諦めて時間短縮しますか?」と言われ、削れる工程が無かったのでこの無茶振りは頓挫しました。
もちろん人を増やせば増やしただけ記事の本数は増えていくのですが、ライティングの教育工程は端折れないため、いきなり新規で複数人いれることはできません。
さらに、内勤として働いてもらう場合、「本当にいい記事を書けるのか?」という部分は実際に働いてもらわないと見えてきません。記事がダメだから辞めてね!と簡単には言えないのもデメリットの1つです。
リターンが大きければ当然リスクもでかいということを身に染みて実感しています。
今のところ失敗した経験は無いので現状の採用手順でまったりと内勤化を進めつつ、デメリット部分はなるべく考えないようにしています。。一番イイのは良い記事を書けるように育てあげられる仕組み作りだと思いますので諦めずに取り組んでいきます。
ん?最後決意表明になってる…
誰が記事を書いてもメリット・デメリットがあるから一概に「これだ!」とは言えない
安直な結論になってしまいましたが、
・自分で記事を書く
・外注さんが記事を書く
・内勤さんが記事を書く
この3パターンを経験してみて、どれが正解っていうのは見えてきませんでした。それぞれのメリット・デメリットがあり、僕自身も何がベストなのかその時々で常に変わっていくのでわかりませんゴクリ
質を追求するのか、時間の拡大を追求するのか、自分の時間を大事にするのか…などなど、記事を書くこと、つまり働くことへの考え方って十人十色ですからね、ほんと。
今現在の僕のスタイルは、内勤化はまったりと進め、足りない記事数は、自分が得意とする外注化で補っていき、いずれ外注記事を内勤さんがフルリニューアルする流れで進んでいます。
すでに内勤・外注化のハイブリッドも経験しており、現状はしっくりきています。
このブログも早いことに1年経ちましたが、見返してみてもどんどんやっていることが変わっているので過去記事も随時見なおしていこうと思います。
また、今まで自分の中で課題だった、外注記事だと情報のソース元が適当になってしまう悩みをさらに外注化することで、そこそこ克服できたのでそれらもいずれ記事にします。
あぁ、ウィルキンソンの炭酸水うまい。