アフィリエイト戦記

アフィリエイトをやっている中で自分が経験したことを書いていきます。

「時間軸」の考え方がアフィリエイトをする上で自分がもっとも重要視しているポイント

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どもです、水野です。

昔のアメブロの頃のようにブログを復活して以来、色んな方からご連絡を頂き、会っています。その中で副業の方からもっとも聞かれることが「どうやったら早く稼げますか?」という話です。

最初に結論をいいますと、「アフィリエイトに時間を費やせなければそもそも稼げない」ということです。これ当たり前でしょ!って声が聞こえてくるぐらい当たり前のことです。でもこれができていない場合が多いんですよね。

何か特別な技術や裏ワザや魔法があるかのような期待をされる方もいますが、そんなものはありません。※僕が知らないだけかもしれませんがそんなものなくても問題ないんです。

時間を確保できたら稼げるわけではなく、確保しなければ稼げるチャンスすら無いよ、という話です。

アフィリエイトは作業の方向性を明確にしやすい

アフィリエイトって何がいいの?って稼いでいる人に聞くと、「在庫がない」「どこにいてもできる」「飲んでいる間も稼いでくれる」など色々でてきます。

そんな中、僕が思う最大の利点は「作業がめちゃくちゃ単純」という部分です。

半端なく作業工程が単純なのでアクセルを踏み込むのもとっても簡単なわけです。その作業内容って、「誰かに向けた記事を書いて、それをサイトにアップして広告を貼るだけ」だからです。

他のWEB系の仕事を見てみましょう。例えば、ECサイトの場合、

  • 商品の受注
  • DMの作成
  • 集客(SEOとかPPC)
  • 発送
  • クレーム対応
  • サイトの運営
  • 在庫管理

ぱっと考えただけでもこれだけの工程があります。バランスよく力を振り分けていかないと、どこかが滞り、その結果、売上に響いてくることがわかると思います。

ではアフィリエイトはどうでしょうか?

自分のツイートを引用していますが、大きな枠組は本当にこれだけ。そして継続的に必要になってくる作業は「記事を書く」という項目のみです。

※ここでいうベクトルは方向性や各項目への仕事量のバランスのことを指します。

WordPressやシリウス、HTMLが「???」で、広告も何貼ればいいかわからない場合には、ライブドアブログやはてなブログで記事書いてAdSense貼っておけば本当に「記事を書く」という1つのことに集中することができます。

アフィリエイトの難易度ってめちゃくちゃ低いですよね?それなのに売上が上がらないというのは単純に時間を投下できていないか、サイトの方向性に致命的なミスを犯しているかのどちらかです。

サイトの方向性が間違っているなぁと思う具体例

よく見かけるサイトやブログで方向性をミスしているせいで稼げていないよなぁと思う場合を見かけます。

その中の代表例として 「今一瞬のトラフィックを追い求めている」パターンです。具体的な例をあげると、 「芸能人Aと芸能人Bが電撃結婚」みたいなニュースが流れた瞬間、この記事を作るタイプです。

これって1年後にも検索されるかというとほぼ間違いなくされないからです。※堀北ぁああああ。涙※ネタが少し古いですが、その当時に途中が書きしていたので記念に残しておきます。

すでにストック型のサイトをきちんと保有している人が瞬発的なアクセスを求めてサイトを作る場合にはありですが、副業の方や初心者の方がやるサイト運営スタイルとしては「無し」だと思います。

初心者や副業の方は何か確実に積み上がるサイトを考えて記事にしていくことが大事になります。そうは言ってもやりたい!という場合には、こういうトレンド重視のサイトを唯一ストック型に変える方法があります。

それは「芸能人AとBの結婚」という話題であれば、「芸能人A」の過去の恋愛歴や諸々の話題を集めに集めて、記事にすればまだいけます。

というのも芸能関連の記事の多くは週刊誌などのニュースメディアの短い記事が多いので、がっつりとした内容を書けば「芸能人Aさんって結婚しているのかな?」という検索する人に届きますし、上位にもいきやすいかと思います。

そして何より芸能人には過激なファンが多いので何かしらの記事で炎上して大量のアクセス→ソーシャルシグナル→金銭的にはウマーになる場合もありますが、芸能関連は他にも色々問題あるのでおすすめはしません。

こういった瞬間最大風速狙いのサイトではないのに、なんだかずっと稼げていない人はサイトへかけている時間数が足りないだけなんです。

1サイトに費やす時間(お金)はかなり重要な指標

副業・専業の人問わず、1サイト(1テーマ)にどれだけの時間を費やしているかという指標はとても重要です。

8時間、月20日間、サイト作りに費やせる方が半年かけた場合、960時間になります。専業の人の半分しか時間が取れない副業の人がこのサイトの濃さを作ろうと思ったら1年かかるわけです。

そしてその副業の人が3サイト同じようなパワーバランスでサイト運営をしていたら、同じサイトレベルになるまでに3年かかるわけ。

当然の話ですが、副業の人が「自分は時間がない副業だから・・・」と甘んじることは現実が見えていないというかそこまで本気じゃないんだなと。

時間という指標でしか見ていないので、ものすごく単純な話をしていますが、この単純明快な考えを心の底から理解して、その上でサイトを何個運営するか、どれぐらいの規模感で運営するのかをちゃんと管理できている人って意外と少ないわけです。

逆にいってしまえば、この部分だけ理解していれば、副業の方でも成功する確率はグンっと上がります。ここでの成功は月50~100万円を指します。

そして何より、別の仕事をしていようが、専業だろうが、週2日しか働きたくなかろうが、時間軸っていうのは全員平等です。

僕がこうやってブログ記事を書いている間にも、アフィリエイト記事をがっつり書いている人もいるでしょうし、映画を見ている人もいれば、本業の仕事をしている人だっているわけです。

でも流れているタイムラインは同じなわけ。なので、記事を書きたくない、資料を作りたくない、今日だけは働きたくないから楽したい、本業忙しいから今日はお休み。なんていう考えだとなかなか目標としている金額には届かないよねって思うんです、特にアフィリエイトをやり始めた方。

結果を出している人はなんだかんだ言っても時間を投入している

本業でやっている人は当然ある程度の結果を出しているから専業でやっているわけで、そういう人たちの多くは副業時代もしっかりとあったわけです。僕の知り合いの愛知や三重の方も最初は副業でしたが今はバリバリすぎるほどバリバリです。

副業でアフィリエイトしていますっていう方と今まで100名以上とは会いましたが、結果的に副業から本業となった人たちには一定の特徴があったのでまとめておきます。

活動的で紳士的な人が多い

自分にとってプラスになりそうだな、と思ったらすぐに行動に移す人が多いです。これってなかなかできないんですよ。

アフィリエイトを副業でやっている人は本業の収入だけで、なんとなく今の生活はやっていけますし、疲れた後にさらに仕事をするのは面倒くさいし、また今度でいいやって結果的に現状維持になりがちです。

そんな状況の中でも動けるパワーが、サイト作成や副業で時間の無い間にも睡眠時間を削って仕事をする原動力になっているかと思います。

うまくアクセスや売上が伸びないブロガーも時間軸を意識できていない事が多い

アフィリエイトサイトで1サイト月に100万は普通に聞きますが、ブロガーのサイトで100万は数サイトしか聞いたことがありません。(実はゴロゴロいたらごめんなさい。)

多分ですが、本当に少ないと思います。これもどれだけサイトに時間を投下できたかを考えれば見えてきます。

ブログ型のサイトを見てみてください。ガジェットやらWPやらメンタル、夫婦関係、ダイエットに筋トレなどもう何からなにまで盛り込まれたカテゴリーになっています。

アフィリエイトサイトは「筋トレ」というテーマならそればかりを詰め込んだサイトになります。ブロガー型サイトだと、沢山のジャンルがある中の1部が「筋トレ」の記事になり、そのテーマに費やす時間も微々たるものとなります。

時間的な観点で見ても1テーマにがっつり時間を投下しているアフィリエイトサイトのほうが多ジャンルの中の1テーマという位置づけ1記事よりも強くなるのは明確かと思います。

また、1テーマで行うことにより、広告への流入も増え、その結果、ASPからの特別単価も取れやすくなります。AdSenseであれば関係ないのですが、もっと高報酬を狙う為にASPアフィリエイトをする場合、ブロガー型のサイトのような色んなジャンルに手を出すスタイルは特単も獲得しずらい為、爆発的な収入アップにはつながりにくいのが現実です。

全部の記事にいろんな広告貼って、「いろんな広告から売上が上がっているよ!」といっても広告主から見たら特単をあげるほど重要な取引先として見てもらえないからです。

特別単価を考えた際にも、1サイト(1テーマ)にどれだけ時間を投下できるかというのが重要視されるポイントになります。

忙しいからこそ時間を買うことを視野にいれるべき

本気でサイトアフィリエイトに取り組みたい!と心の底から思っていても、どうしても忙しい人っていると思うんです。

そんな人は最初からお小遣いや生活費を削ってでも外注さんに依頼するのがベストです。つまり時間を買うわけです。

外注さんへの記事依頼=記事書くのが大変だから楽をしたい

っていう感じの話をする人がいますが、これは本来の方向性からぶれています。

第一の基準としてどうしても自分でやる時間がない、もしくはもっと加速したいから時間を買うために外注化するという考えでいないと記事代を安くしたりなどの別の方向へ意識がぶれてしまいます。これは自分自身にいっています滝汗

外注さんへの記事依頼=時間を買う

という認識で、時間がない人は先行投資していきましょう。お金は無いし、もったいないし、でも自分の時間がないし・・・という人は諦めたほうが得策です。

微妙な時間を投入しても勉強と同じである一定の水準を超えないと成果ってでずらいわけです。なので本気でやりたい!ってときにやればいいんじゃない?って思うわけです。

そして何より必死に裏ワザや簡単に稼げる方法が無いかを調べるのもいいのですが、そんなものは今の時代には「無い」と言っても過言ではありません。

中古ドメインを使うにしても、どの中古ドメインがベストなのかを見極めるのも経験やデータをしっかり見る力がいりますし、中古ドメインでうまくいっている人はそもそもの経験値や賢さが違うわけです。僕はそういった理由で撤退しました。中途半端じゃ無理な世界だなと。

また、ブログなどでサイト公開はしていなくても、対面で会うとサイトを教えてくれる人は結構います。そういう人のサイトがあまり作りこんでいないのにこれで100万!?というケースもやはりあります。

ただ、そういったケースは、メインサイトがしょぼかったとしても、その裏にあるサテライトサイトの構造や、サテライトサイトのドメインの質(値段)もなどお金と知識が費やされていることが多々あるので「楽して稼げそう」っていう考えはなくしたほうが得策です。

あくまでも副業の方や初心者の方は、時間がどれだけ確保できるかという1点のみに集中し、1サイト(1テーマ)にどれだけ時間を投下できたかが、稼ぐ速度に直結すると意識するべきです。

僕も専業から法人成りしたときには誰にも負けないサイトをつくろう!と思って1ヶ月に50サイト、1サイトに100記事計画とかを立てて外注化しまくりました。

ただ、1サイト100記事で内容が普通レベルのサイトって世間にはいっぱいあるわけです。1サイト単位で見てみると初心者アフィリエイターの方が作ったサイトと遜色ないわけです。

会社としては結構な金額を投入しているけど、1サイト単位での時間やお金の投入単位を見てみると全然大したことなかったことに後から気がつくという脳みそユルユルなことをやっていました。

その結果、数字が伸びず、悩んだ結果、1サイト(1テーマ)にかける時間(お金)という指標を重要視するようになりました。

例えば時給1000円で3人のアルバイトの方を1日5時間、月20日間働いてもらった場合、 3人✕5時間✕20日=300時間=30万円

30万円で月間300時間を一人でやっている時よりもすすめることができるわけです。自分が1日8時間、月間20日働いていたら、

1人✕8時間✕20日=160時間

なんとしてでも加速したい場合には外注化もいいのですが、人を入れることも1つの方法です。月間30万円のアフィリエイト報酬があれば、僕は一人でもアルバイトを入れます。

5時間の人を入れるだけでも1日13時間の価値になり、3人雇えば15時間、自分含めると、23時間働けることになります。

23時間働くことって一人では不可能ですが、人の時間を借りれば、1日寝ないで毎日働くことと同じ結果を生み出せます。あくまでも時間軸は平等です。

学生の頃は、1日24時間しかない中で、勉強できる時間は限られてきますし、誰かの時間を借りることもできないため、日々少しずつ積み上げていくしかないわけです。

その点、社会人だと人の時間を借りることができ、コツコツやること以外にも道があることを忘れないようにしたいと思います。

そのを踏まえた上で、どれだけサイトへ時間(お金)を注げるのか、その1点のみが僕の中では最重要視されている部分であり、参入障壁の低いアフィリエイトにおいてもっとも差別化しやすい部分と考えています。

追記:お肉が食べたい。。